とある街の接骨院様から、ホームページ改善及びWebマーケティング施策の見直しについてのコンサルティング依頼がありました。
「Jimdo」有料版で作成されたホームページをはじめ、LINEを活用した相談を受け付けていらっしゃいました。主要キーワードで検索順位が低下したということにお悩みのご様子でした。
接骨院様のGoogleビジネスプロフィール活用
上記のように「●●市 接骨院」「●●市 腰痛」などの主要キーワードで上位に来たいという、ごくもっともなお悩みでした。これについてはホームページの内容充実(お客様目線での内容改善)と、それに伴うキーワード配置の見直しなどをディスカッションし手直しをしていただきました。
同時にご提案したのはGoogleビジネスプロフィールの活用です。「●●市 接骨院」「●●市 腰痛」などの主要キーワードでは、ホームページが閲覧される前に「ビジネスプロフィール」のほうが先に見られる可能性が高いからです。
・クチコミを募る施策のご提案と、クチコミが入ったら返信をするという点。またその内容。
・写真を追加していく枚数やタイミング。
・投稿機能の効果的な使いかた。
などを様々ご提案させていただきました。
Googleマップ活用について関連書籍:Googleビジネスプロフィール 集客の王道 ~Googleマップから「来店」を生み出す最強ツール(永友一朗著:技術評論社刊)
接骨院様のTwitter(X)活用施策
また同時に、「新しく取り組む施策」についてディスカッションしました。
動画やInstagramなどの施策もあり得ますが、なかでもTwitter(X)をやってみたいということになり、その意味と活用についてご提案をさせていただきました。
様々な施策の中で、Twitter(X)活用についてご自身で意識している(やろうと思っている)中小事業者様は多くありません。しかし特に地域に根付いた事業所様ではTwitter(X)が有効であるということをじっくりとご提案させていただきました。
主には以下のようなことをご提案させていただきました。
LINE VOOMのと同じような内容を投稿する
この接骨院様に限らず、新しいSNS等を始めるときに「どんな内容を投稿すればよいのか、わからない」と仰る事業者様は少なくありません。
この接骨院様はすでにLINE公式アカウントを運用しており、LINE VOOM(ライン ブーム)もこまめに更新なさっていました。ですのでLINE VOOMに投稿した(する)内容をそのままTwitter(X)でも投稿して良いということをご提案させていただきました。
媒体ごとに内容を変えたり、媒体ごとにターゲットを絞って投稿するのは、いっけん素晴らしい方法ですが、お忙しい中小事業所様にはその方法は向きません。同じ内容で良いので無理せず運用していただきたいと思います。
過去のブログ記事を紹介する
Twitter(X)には「新しい話題」を書かなければならないという決まりもありません。以前にブログ等で発信した内容について改めて言及したり、自院のブログ記事自体をリンクしたりして、情報資産であるブログを活かしていただきたいと思っています。
他にも以下のようなことをご提案させていただきました。
●街に関することを書く(●●のイベントがあるようです など)
●腰痛に関することを書く(腰痛に詳しそうだという印象を形成する)
●知り合いや、関係者、お客様、近所のお店、この街に関連するアカウントをフォローする
●誰かにフォローされたら、よほどのことでなければフォローを返す
●フォローした人とコミュニケーションを図る(いいね/コメント/リツイート)
●知り合いや関係者のことを告知してあげる(●●さんが▲▲イベントで出店するみたいです など)
接骨院様のホームページの内容改善
ホームページについては、ひととおり整備されていたものの、「お客様目線」という観点では内容がまだ不足している印象でした。
自院が言いたいことを発信するのがホームページの役割ではなく、新規のお客様に伝わってこそ、ホームページの意味を成すわけです。
「お客様に伝わる」ための手法の一つとして「お客様にイメージしていただく」というものがあります。お客様が施術内容をイメージしやすい内容、表現をご提案させていただきました。
自院では見えないもの
ホームページはもとより、Googleビジネスプロフィールの活用が大事であること。
地域密着型のご商売としてTwitter(X)が有効なツールのひとつであること。
ホームページでは自院が言いたいことを並べただけでは効果を生まないこと。また「お客様目線」の内容とはどんなものか。
それぞれについて、ある意味、この接骨院様ご自身では事前に気づくことが無かったわけです。そのことについて「コンサルタント」に助言を求める意味は、まさに「自院では見えないものを見ることができる」ということに尽きると思います。
現在、この接骨院様はGoogleビジネスプロフィールにて「●●市 腰痛」などでいわゆる上位表示され、クチコミも順調に増えて活発に頑張っていらっしゃるご様子です。
●ホームページのコンテンツについてお客様にわかりやすく理解いただく動線についてもアドバイスいたします。
●Googleビジネスプロフィール書籍の著者が直接ご指導させていただきます。
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ホームページコンサルタント永友事務所代表(→永友一朗プロフィール)
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