オンラインレッスン講師様ホームページコンサルティング

オンラインレッスン講師Webコンサルティング

とある街のオンラインレッスン講師様より、ホームページの改善についてご相談がありました。

この講師様は、とある健康系のオンラインレッスンを展開しています。リアルでも教室を開催することがあるそうですが、売上のほとんどはオンライン講座によるものとのことでした。

この講師様はホームページを自作されてました。作成技能そのものは問題ない様子でしたが、その「内容」について客観的に意見を聞いたことがなかったのでコンサルティングを受けるに至ったとのことでした。

ブランドの方向性とその雰囲気づくりについて

この講師様が展開するオンライン講座は、対象者は「中~上級者」でした。場合によっては同業の講師も受講することがあるようです。また価格も、同種のサービスに比べてやや高めの設定でした。

またこの講師様とディスカッションを重ねたところ、「高めの値段設定でも価値の分かるかたに受講していただきたい」と仰っていました。

そのことをじっくりとディスカッションしたあと、「ではそれがホームページの雰囲気(方向性)と合っているか」を再確認していただきました。

その時点で、このオンラインレッスン講師様のホームページは、例えばフォント(文字デザイン)がポップで庶民的な雰囲気のものでした。これは「高めの値段設定でも価値の分かるかた」が期待する雰囲気と異なる可能性があるということを指摘させていただきました。

フォント(文字デザイン)以外でも、一般的に、
・色味
・言葉遣い
などでも、「ユーザーが期待する雰囲気」と乖離が生まれていることがあります。期待する雰囲気ではないと、せっかく来訪したユーザーが帰ってしまう可能性があります。

せっかくのユーザーを引き返させないためにも、意外に「雰囲気が合っているか?」という確認は大切です。またそれは、事業者様が自分自身ではなかなか気づけない部分かと思います。

誰がどうなるのか?の描写について

この講師様が展開するオンライン講座は、もちろん「サービス」に分類されるものです。サービスはカタチがなく、WebでPRしていくときに工夫が必要です。

このオンライン講座のホームページでは、根本的に「誰がどうなるのか?」の描写が足りていませんでした。講座自体の描写はあるものの、それが「誰に向いているのか」「どんなひとがどんな風に変化するのか」について説明していませんでした。

新規ユーザーは「自分に向いているのか?」「自分でも出来そうか?(ついていけそうか?)」「自分が希望するような成果が得られそうか?」を確認したいはずです。「誰がどうなるのか?」の描写は、サービス業には欠かせない着眼点です。

Q&Aの設置

このオンライン講座のホームページは、講座の内容が列記してあり、また代表者様のプロフィールと問い合わせフォームが設置されているような内容でした。

ある意味で簡潔なホームページ内容といえます。「自己紹介」を目的にするのであればじゅうぶんかもしれませんが、「問い合わせ、予約」を目的にするのであれば「検討段階のユーザーを自社に振り向かせ、納得させ、問い合わせや予約に至らしめる」工夫が必要です。

そのうち「納得させる」ための工夫のひとつが「Q&Aの設置」です。

事業者のホームページコンテンツに接しはじめたユーザーは、事業者側の主張を見て”もろ手を挙げて”100%そこで納得するわけではなく、モヤモヤと「不安と疑問」を感じながら閲覧を進めるものです。

その「不安と疑問」を解消する端的なコンテンツこそQ&Aです。それまではQ&Aが設置されていなく、不安と疑問を解消する手段が無かったので、その設置をご提案しました。

X(Twitter)の活用

次に、SNSの活用をご提案しました。

Instagramについてはじゅうぶんに実践できていることから、今回は特にTwitter(現在はXに呼称変更)についてご提案をしました。

XはシンプルなSNSであり、ユーザーは一日の中でこまめにチェックしています。
この教室に関してリアルタイムでの情報発信が可能なため、教室の最新情報をタイムリーに伝えることができます。

またXは「地域情報に強い」特性があります。地域の情報が得られやすいXにて、その地域のユーザーにリアル講座の告知をするのは有意義であると思います。

広告実施の確認とInstagram広告のご提案

広告については、現在どのような広告を行っているのかを確認しました。

現在は特に広告を行っていないということでしたので、オンライン広告、特にInstagram広告の活用をご提案しました。Instagram広告は年齢、性別、住まいの地域、興味関心などターゲット設定ができ、コストパフォーマンスが高いためです。

Instagram広告はFacebook広告のオプションとしてパソコンからも出稿出来ますが、Instagramのスマホアプリから広告を行うことが容易なため、その方法をレクチャーさせていただきました。

他の事業者様とのコラボレーション

他の事業者様とのコラボレーションも提案しました。例えば、健康食品店やスポーツウェア店とのコラボレーションにより、相互の顧客基盤を広げることが可能です。特に同じ「オンラインレッスン」の事業者様とは親和性が高いことでしょう。

端的には、Instagramで紹介しあう/Instagramのストーリーをシェアしあう/インスタライブを行うなどが考えられます。

BtoBの展開のご提案

BtoBの展開もご提案しました。企業向けのレッスンを提供することで、新たな収益源を開拓することができるからです。企業は「健康経営」の名のもと、従業員の健康とストレスマネジメントを重視しており、この教室はそのニーズに応えることができます。

もちろん、従業員様向けだけではなく、経営者様向けの個人レッスンの展開も考えられます。

「ギフト」の仕組みの提案

最後に、「ギフト」の仕組みをご提案しました。この教室の参加チケット(バウチャー)をギフトとして販売することで、新たな顧客を獲得するチャンスを増やすことができます。これは、レッスンに興味があるがまだ教室に通ったことがない人々に対するアプローチとして有効です。

例えばご主人が奥様に対して贈るギフトで「オンラインレッスン」の参加チケットを贈る(渡す)ことも考えられます。

この教室様は、コロナ禍でも前向きに取り組み、現在も明るく前向きに実践を続けていらっしゃいます。

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●「わかりやすい説明」についてアドバイスできるのも永友事務所の特徴です。
●サービス業Web活用では「利用エピソードの描写」が最重要です。その意味とやりかたをご助言します。
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