官民協同の協議会様のホームページ活用

とある街を基盤とした協議会様からご用命をいただき、ホームページ活用に関するコンサルティングをさせていただきました。

この街の市役所様、及び地域内の商工団体様、またこの街の小売店様などをメンバーとした協議会様です。

要するに「地域内の商売を盛り上げていきましょう」という趣旨の協議会様です。各種広報や共同イベントなどを行っていらっしゃいます。

じつはこのような協議会様は全国にたくさんあります。そして概ね「ホームページ」をお持ちですが、その運用について手が回らず、どうしたらよいかとご相談をいただくことは少なくありません。

この時、「運営代行」を求められることはありません。「ホームページはあるが、運用が止まっている。イベントの告知や報告もままならない。ホームページを閉鎖することも考えたが、では今後どうしたらよいか迷っている」という悩みの協議会様がほとんどです。

このとき、まず確認をさせていただくのは、既存ホームページについて今後メンバーの誰かが更新できるのかどうかです。
協議会様のメンバーでWeb制作業もやっているとか、制作のスキルがあるということがあります。

一方で、そのようなメンバーがいない場合は、外部の制作者様等に依頼して編集・運営を代行していただくという選択もあります。当然ですがコストがかかります。

そしてその両方とも難しい場合は、極論すれば「ホームページを無くしてしまう」こともご提案しています。

いまではTwitterやInstagram、FacebookページなどSNSやGoogleビジネスプロフィールを利用して、イベントの告知や報告は出来得る時代です。
狭義の「ホームページ」というものにこだわらずに、「Web」というもの全体にて最適解を探っていくのが良いかと思います。

協議会様のTwitter(X)活用

地域内の複数の主体者が参加する「協議会」様では、Twitter(X)を使って最新のイベント情報や、イベント開催可否情報(例えば雨予報だが花火大会が中止なのか実施なのかという告知)を伝えることができると思います。

Twitter(X)の良さは、地域に強いということです。Twitter(X)で地域情報を探しているユーザーは少なくないでしょう。

Twitter(X)は共同ユーザーという制度がないので、ひとつのID/パスワードを「メンバーのみんなで使う」ことになります。よってもし退会者が出た場合には、パスワードを変更するなどの措置が必要です。

協議会のInstagram活用

Twitter(X)同様に、最新のイベント情報や、イベント開催可否情報などを発信できるでしょう。

ただし情報の速報性はTwitter(X)のほうが優れていると思います。

協議会様のFacebookページ活用

Facebookページは「複数のユーザーで共同管理」ができます。ですので退会者が出た場合などの管理はTwitter(X)やInstagramに比べて行いやすいでしょう。

ただしそもそもFacebookユーザーは減ってきているという実情もありますから、Facebookページをメインにするというのはお勧めしていません。

協議会様のGoogleビジネスプロフィール活用

通常、協議会様であればどこかに本部事務所を構えていると思います。その本部事務所をGoogleマップに載せ、その拠点情報を管理することもできるでしょう。

Googleマップ上の拠点情報を管理できる仕組みが「Googleビジネスプロフィール」です。これも無料で使うことができます。

Googleビジネスプロフィールも、「複数のユーザーで共同管理」ができます。退会者が出た場合などの管理はTwitter(X)やInstagramに比べて行いやすいでしょう。

またそもそも、地域性の高い協議会様であれば、なおさらGoogleマップとの相性は良いものと思います。

Googleマップ活用について関連書籍:Googleビジネスプロフィール 集客の王道 ~Googleマップから「来店」を生み出す最強ツール(永友一朗著:技術評論社刊)

ホームページコンサルタント永友事務所ご支援のポイント
●制作会社ではない、完全中立の立場からご助言します。制作会社選定や見積比較などサポート可能です。
●協議会様や中小企業団体様のミーティングに参加しての集合型コンサルティングも実施します。
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ホームページ運営でお困りの協議会様へ

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