専門コンサルタント様のホームページリニューアル支援

法人向けサービス業様(BtoB)のご相談事例

永友事務所ホームページの問い合わせフォームにて、とある分野に特化した経営コンサルタント様からアドバイスを求められました。

弊社は、●●●(とある特定分野)の経営指導コンサルタントをしており、長年ホームページを公開しておりますが、大した反響も無い為リニューアルを検討しております。
このサイトは、ランサーズで見つけた個人業者に、自分が構造やキャプションを指定して、デザインと公開を依頼した物です。
そこで、弊社のホームページをご覧頂き、リニューアルに向けたアドバイスや、制作業者にその内容を伝える為の文章などをメール等で頂く様なお願いは可能でしょうか?

このようなご相談でした。経営コンサルタントの大先輩から、ホームページコンサルティングのお声がけをいただけることは、私も非常に嬉しく感じました。

この経営コンサルタント様にアドバイスさせていただいたのは、主に以下の事項です。

アクセス解析ツールの導入

この経営コンサルタント様は、ホームページを外注で作成したものの、アクセス解析については全く行っていないとのことでした。アクセス解析ツールは「その存在すら知らない」とのことでした。

アクセス解析をせずともホームページを運営することはもちろん可能です。しかしアクセス解析をしなければ「当てずっぽう」でホームページを運営することになるので、いまどのように閲覧されていて、だからどのように改善をしていくのかということについて「数値に基づいた判断」ができません。

そこで、Googleアナリティクス及びGoogleサーチコンソールという2つのツールを取り急ぎ導入することをお勧めさせていただきました。いずれのツールも無料で使うことができます。

本件では、Googleアカウントにログインする方法自体が分からないとのことでしたので、スクリーンショットなどの画像をやり取りしながらアドバイスさせていただきました。

なお、アクセス解析の結果、「スマホで閲覧されたときに『直帰』される率が異常に高い」ことも分かり、またその原因は中立第三者の目で見ると”明らか”であったため、そのことをご助言しました。スマホで閲覧されたときに『直帰』される率が異常に高いこと自体、この経営コンサルタント様は「そのことを知らずに数年間過ごしていた」わけです。

ホームページ改善のご提案

アクセス解析ツールを設置していただくと、ホームページにて次のようなことが分かりました。
・1回の訪問(閲覧)で何ページ見たかという「ページ/セッション」という指標が全期間平均で1.43であり、一度訪問したかたが複数ページを見ず当該ページだけで帰ってしまうことが多い
・平均セッション時間が40秒であり、主要ページをしっかり読めるほどの滞在時間ではない(=熟読されず「パッと読んで、すぐ帰る」ような状況である)
・「●●●(専門分野名)の経営指標の問題点」というページは閲覧も多く、また閲覧時間も3分43秒で、「かなり熟読されている」様子が分かる

それを踏まえてながら、以下のようなホームページ改善のご提案をさせていただきました。

会社概要ページの設置

この経営コンサルタント様のホームページでは、「会社概要」に相当するページがありませんでした。経営コンサルタント様は当然ながらBtoBの業種です。BtoBの業種においては「会社概要」ページが最重要になります。

本件では、既存ページで「会社概要」ページの内容に一番近いページを、「会社概要」ページに改変していくことをご提案させていただきました。そしてそのページの上から下まで、内容表記の仕方をアドバイスさせていただきました。

アクションボタンの変更

それまでのホームページでも、「問い合わせ」ページにつながる、いわゆる「アクションボタン」(問い合わせページにリンクされたバナー画像)がありました。

ただしこの画像の色合いや言葉がやや漠然と抽象的であったため、コンサルタント様のプロフィール写真を加えたようなデザインに変更することをお勧めしました。

相談事例ブログの開設

それまでのホームページでも、「新着情報」というブログがありました。BtoBの業種である経営コンサルタント様のホームページでは「どんな企業がどんなときに何を依頼してどのように改善できたか」について描写する「相談事例」のページが欠かせません。

そこで、「新着情報」の掲載のみで利用していたブログ(投稿)機能にて、「相談事例」を書いていくことをお勧めしました。

相談事例ページは、コンサルタント業様が最も「勝負」するべきページと思います。この相談事例ページ(ブログ)のボリュームを厚くする(しっかりと、かつ、お客様目線で書く)ことにより、このコンサルタント様の印象が深まり、問い合わせにつながりやすくなると考えました。

ラベリングの変更

既存のホームページの「メニュー名」が、やや曖昧な表現であったため、それを具体的で「問い合わせしたくなる」記載(ラベリング)に変更することを具体的にご提案させていただきました。

制作者様への指図書作成

ホームページコンサルティングでは、「このように改善したほうが良い」ということを経営者様にご助言します。その内容を制作者様に「伝える」必要がありますが、「どのように依頼をすれば制作者様に伝わるのか?」についてご心配の経営者様も少なくありません。

そこで永友事務所では、永友のアドバイスをそのままの形で制作者様に渡せるような「指図書」を作成して経営者様にお送りすることが多いです。本件でもそのような「制作者様に渡せるカタチでの修正指図書」を作成しました。

この経営コンサルタント様は、今ではブログを猛烈に更新し、また新サービスを造成するなどますます精力的に活躍なさっています。

ホームページコンサルタント永友事務所ご支援のポイント
●「わかりやすい説明」についてアドバイスできるのも永友事務所の特徴です。
●多くなってしまったホームページ内容の整理をしたいというご用命が増えています。
●サービス業Web活用では「利用エピソードの描写」が最重要です。その意味とやりかたをご助言します。

自社ホームページを客観的に見直したい経営者様へ

貴社のホームページは、顧客に伝わる言葉、表現になっていますか?また、顧客に届きやすいツールを選択していますか?
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