今回の相談案件は、込み入った状況でした。
- 金属加工業(板金加工業)で、自社ブランド製品の開発なども積極的に行っている
- 3年前ほど前、まず、A社に社内システム構築を発注。その際A社から「この機会にホームページも作っておいたほうがよい」という話があり、A社の紹介でB社にホームページ制作を依頼
- B社との契約は、リース契約となっており、「ホームページ制作関連」「ファイルサーバー」などがリース契約として盛り込まれ、トータルで数百万円の契約になった
- この契約は、ホームページに関しては初期作成料のみが含まれており、自社で編集するにあたっては、B社から与えられたID・パスワードを使って管理ページに入り、ホームページの「お知らせ」の部分のみを、テキスト(文字)のみで追加するという契約。写真の挿入やその他の編集に関しては、数十万円の実費が必要
⇒結果的にホームページが放置状態に。この状況を踏まえ、今のページを残すのか、新しいページを作るのかを含めて、現環境下において自社で新しい製品情報などを自由に更新できるようなホームページを運営してゆくにはどうすればよいかアドバイスをいただきたい。さらには、当社の状況から考えて(ホームページ含む)Web活用の方途を示してほしい
このようなご相談でした。
ご相談の割合としては多くないですが、
- リース契約等でホームページを作ってもらったは良いが、その後の更新が(自社内で、事実上)できない
- ホームページを自社内で作った(自作した)が、その担当者が退職してしまってホームページの更新ができない
- パスワードなどが一切分からなくなって、ホームページの更新ができない
- このような状況で、今の(更新できない)ホームページをどうしたらよいのか?
というご相談があります。
そして多くの場合、私は「今のホームページは(追加コストがかからなければ)放置したままにして、まったく別にホームページを立ち上げるべき」というご助言をすることが多いです。
中小企業様の中では、「ホームページは自社に一つであるべき」という固定概念があることが多いです。
しかしながらインターネット(Web)という巨大な情報網の中にあって、「ホームページはその会社に一つであるべき(複数あってはならない)」という考え方は、やはり正しいとはいえないでしょう。
自社のお客様(潜在顧客)に、自社の良さを伝えるツールのひとつがホームページです。更新できないホームページを我慢して使い続ける必要はないのです。
前向きに考えれば、新規にドメインを取り、ホームページを新規作成し育んでいけば、もともとのホームページよりも検索で上位に表示されることは時間の問題でしょう。
この金属加工業様は自社ブランド製品の開発なども積極的ですから、ホームページを新規に作成し、またブログやSNS等で積極的に情報発信をしていくことをお勧めさせていただきました。
●自作でのHP開設方法や「お客様目線の投稿文章の書きかた(Webライティング)」もご提案できます。
●ディスカッションを通じて経営者様に「自社のウリについて改めて気づかされた」と評されます。
自社のHP内容、Web発信について見直したい経営者様へ
貴社のホームページは、顧客に伝わる言葉、表現になっていますか?また、顧客に届きやすいツールを選択していますか?
ホームページコンサルタント永友事務所では、「お客様目線の表現術」「Web活用の全体の最適化」について経営者様へのアドバイス実績が豊富です。
複数人お集まりいただいての、講習会形式でのコンサルティングも可能です。「お客様目線のWeb発信について」とご連絡ください。
関連するページ
自分たちでホームページの更新が出来なくなった飲食組合様へのサポート
ホームページコンサルタント永友事務所代表(→永友一朗プロフィール)
【書籍】
・Web集客の超基本 あなたに最適なツールで、効率よく売上アップを叶える常識64(技術評論社)
・Googleビジネスプロフィール 集客の王道~Googleマップから「来店」を生み出す最強ツール(技術評論社)
他
【公職・登録】
神奈川県商工会連合会登録「エキスパート」
東京都商工会連合会登録「エキスパート」
山梨県商工会連合会登録「エキスパート」
栃木県商工会連合会登録「エキスパート」
(公財)神奈川産業振興センター登録経営アドバイザー
(公財)横浜企業経営支援財団登録横浜ビジネスエキスパート
(公財)千葉市産業振興財団登録専門家
(一社)日本皮革産業連合会企業支援ネットワーク登録Web活用アドバイザー
川崎商工会議所専門相談員
鎌倉商工会議所専門相談員
川崎市中小企業サポートセンター(公益財団法人川崎市産業振興財団)登録専門家
Google社公認Googleビジネスプロフィール プラチナプロダクトエキスパート