社会保険労務士事務所様のホームページ改善

法人向けサービス業様(BtoB)のご相談事例

都内の社会保険労務士事務所様よりホームページコンサルティングのご依頼をいただきました。

昨年、知り合いに頼んでホームページをリニューアルしました。WordPressで作成し、自分で更新できるのは良いものの、このHPからは問い合わせがほとんどないので困っています(半年で1件の電話問い合わせのみ)。
今までは、HPからの集客は補助的なものと捉えていましたが、今後はメインの集客手段にしたいと考えています。ご指導をよろしくお願いいたします。

というお話しでした。

この社会保険労務士様には、以下のようなご提案をさせていただきました。

ペルソナの再設定(顧客は「新規」か「切り替え」かどちらが多いか?)

この社会保険労務士様のホームページは、「一般的な経営者様に対して一般的な社労士業務のご案内」をしている印象でした。

これは「社会保険労務士という仕事を社会に啓蒙、紹介する」意図であれば悪くないですが、本件では当然、「ホームページからの引き合いを増やす」目的で改善を図るわけですから、対象者像(ペルソナ)の定義は必須でした。

社会保険労務士様のアドバイスを受ける、もしくは顧問契約をお願いしたいという経営者様は、「特定の、ある傾向」があるはずです。その「特定の、ある傾向」を持ったユーザー(ペルソナ)の姿を想定してそのペルソナ向けに情報を伝えていくというのが、もっとも基本的なホームページ改善の考えかたになります。

本件では、まず「社会保険労務士にアドバイスを受けるとき、それは新規なのか切り替えなのか」という確認をさせていただきました。
ある意味で当然ですが、「新規も切り替えもあり得る」ということでしたが、「切り替え」のケースが目立つとのことで、その切り口で検討していくことにしました。ここでいう「切り替え」は、企業がもともとの社会保険労務士様とのアドバイス/顧問契約を続けるのではなく、別の社会保険労務士様に変更するという意味になります。

「社会保険労務士様の”切り替え”を考えている経営者様が求めている情報は何か?”刺さる”内容や表現は何か?」というのをディスカッションさせていただき、ホームページのコンテンツや表現として加えていくことをご提案をさせていただきました。
本件では、この社会保険労務士様の「特徴のひとつ」が「社会保険労務士様の”切り替え”を考えている経営者様に響く」ことが改めて浮き彫りになったので、そのことをホームページで手厚く訴求していくことをご提案しました。

相談エピソードの描写

社会保険労務士様をはじめ「サービス業」様は「ネットでモノを買う」のとは違うので、ユーザーに「内容を分かりやすくイメージさせる」ことが肝要です。

ユーザーに「内容を分かりやすくイメージさせる」ための方法として永友事務所がよくお勧めするのが「エピソードの描写(エピソード投稿)」です。
労務等についての相談事例をエピソードで示すことで、「どんな企業がどんな内容の相談をして、この社会保険労務士様はどんな提案をしたのか」が端的に分かります。これが「エピソードの描写(エピソード投稿)」を書く狙いになります。

この社会保険労務士様のホームページはWordPressなので、ブログ機能にてエピソードを描写していくことをご提案し、またそのブログの書きかた/表現についてもアドバイスさせていただきました。

各ページ下部でのクロージング

この社会保険労務士様のホームページでも「サービス説明」ページはありましたが、「サービス内容の説明」にとどまっていて、「問い合わせまでの一押し」が足りないご様子でした。各ページ下部でクロージングに向けて必要な情報をご提案させていただきました。

Googleビジネスプロフィールの活用

この社会保険労務士様が意図されていなかったWeb施策として「Googleマップの活用」がありました。Googleで「●●区 社会保険労務士」などで検索するとGoogleマップ(ビジネスプロフィール)が表示されるので、Googleビジネスプロフィールの活用は必要不可欠であると考え、その活用をご提案させていただきました。

クチコミが入ったら返信する/写真を増やす/投稿する/「サービス」を掲載する/パフォーマンス(特に検索キーワード)を確認するなどの基本的な施策を実施するだけでも、他の社会保険労務士様(ほとんどビジネスプロフィールを触っていない)に比べて優位に立てることは明白でした。

この社会保険労務士様は、いまでは著書出版もされ、ますますエネルギッシュに活動されています。

ホームページコンサルタント永友事務所ご支援のポイント
●制作会社ではない、完全中立の立場からご助言します。制作会社選定や見積比較などサポート可能です。
●自作でのHP開設方法や「お客様目線の投稿文章の書きかた(Webライティング)」もご提案できます。
●ディスカッションを通じて経営者様に「自社のウリについて改めて気づかされた」と評されます。

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