とある街をベースに活動される出張撮影会社(出張カメラマン)様のホームページ改善のご支援をさせていただきました。
出張撮影(出張カメラマン)とは、七五三やお宮参り、結婚式など、主に神社(寺社仏閣)や挙式場で活躍するお仕事です。スタジオ撮影を中心にするカメラマンさんとは違い、主に「屋外」で活動しているようです。
「スタジオ」という拠点に依拠しないので、活動範囲を自由に決めることができますね。一方で、それゆえ、競合他社との比較検討にさらされ続けるお仕事ともいえます。
今回ご縁をいただいた出張撮影会社(出張カメラマン)様は、とある観光地をベースに活動しています。撮影のキャリアは長く、実力は折り紙付きです。
一方で、そのホームページは非常に複雑で、「わかりにくい」印象でした。わかりにくさの要素は3つあると感じました。
(1)主観と客観の混在
この出張撮影会社(出張カメラマン)様は、撮影についてのキャリアが長く、また必然的に”芸術的”感性もおありです。ある意味の「自己主張」(主観)が、ホームページという「初心者にわかりやすく説明すべきメディア」の中に頻繁に顔を出していて、話を分かりにくくしている印象でした。
(2)複雑な動線
シナリオ分岐型ゲームのように、ひとつの説明文から複数のパターンにどんどん分岐していく作りになっていました。いっけん、目的をもって情報を探すユーザーには便利なようですが、複数サービスを比較検討しながら進みたいユーザーには、非常に煩雑で「読むのが疲れる」ホームページになっていました。
(3)統一されていないラベリング
サービスやメニューの「名称(名づけ方)」を「ラベリング」といいます。このラベリングに統一感がないと、読み手は非常に混乱します。
例えばですが、「対面コンサルティング」というものと、「しっかりたっぷりコンサルティング」というものがあった場合、
「対面形式の場合は、しっかりしていないのか?」
「対面は、時間がたっぷりではないのか?」
「しっかりたっぷり、は、どうやってコンサルティングしてくれるのか?」
と、わからないことだらけになりますね。
この出張撮影会社(出張カメラマン)様のホームページでも、これに類する「わかりにくさ」が感じられました。
これらの意味でも、この出張撮影会社(出張カメラマン)様にはSEO(検索エンジン対策)等のウェブ集客面のお話しではなく、「一般人目線で、ホームページを分かりやすく改善する」という切り口にてアドバイスをさせていただきました。
このように永友事務所では、「わかりやすさ」という切り口にて診断助言が可能です。「自社ホームページのわかりにくさ」についてご関心がある経営者様は、ぜひお声がけいただければと思います。
●メニューの並べ方や名称について盲点になっている事業所様が多いようです。とても大切なポイントです。
●多くなってしまったホームページ内容の整理をしたいというご用命が増えています。
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