関東地方の、とある街にある老舗焼肉店様に御用命いただき、従業員様向けのSNS研修講師を務めました。
この焼肉店様はとても繁盛なさっていましたが、だからこそ、ネット活用をうまく実践して、更なる集客を考えていきたいというご意向でした。
仕込み後の、夕方の開店前の時間を使ってSNS研修をさせていただきました。大きく、以下のことを討議、レクチャーさせていただきました。
(1)マインドシェアを拡大するためのSNS活用
SNS活用は、この「マインドシェア」(第一想起率)という考え方と切り離すことができません。「焼肉やホルモンと言ったらやっぱり●●だよね」という「●●」にこのお店の名前が出てくるようにする(=マインドシェアを拡大する)のが、SNS(ソーシャルメディア)の使い道です。
マインドシェアを高めるためには、
・専門性をPRする
・接触頻度を高める
・共感される
ことが肝要です。
SNSを使うと、顧客との接点が頻繁になり、自店が思い出されやすくなることでしょう。またSNSで自店の「専門性」を理解いただくと、その専門性(キーワード)で思い出されやすくなることでしょう。
ここでは、マインドシェアを拡大するためにどのような投稿が必要かを、従業員様どうしでディスカッションしていただきました。
(2)SNSリスク対策
飲食店様のSNS活用で欠かせないのがSNSリスク対策です。分かりやすく言うと、「炎上」対策です。
ここでは、炎上しやすい投稿や、SNS炎上を未然に防ぐ方法をレクチャーさせていただきました。
(3)「“お店の当然はお客さまには新鮮”の法則」で考える投稿内容
「売り場」ではないSNSという場所において、「売らんかな」という雰囲気の投稿ではお客様が離れていきます。また、ネット活用とは究極的には「新規のお客様」に振り向いてもらうための情報発信なので、「自店は、こんなお店ですよ(こんなふうに利用されているんですよ)」という紹介こそが肝心です。
私は「“お店の当然はお客さまには新鮮”の法則」とよくご説明していますが、お店で既に当たり前になっている事柄こそ、新規のお客様に説明すべきことだと思っています。
では、どんなことが、この焼肉店様で「“お店の当然はお客さまには新鮮”の法則」に当てはまるのかを、ディスカッションしていただきました。
ほか、
(4)タグ付け、チェックイン、文末での誘(いざな)い等、投稿実務
(5)スマホでの撮影と加工方法
(6)おいしそうに思えるWeb文章表現
などもレクチャーさせていただきました。
そして「投稿課題」を設定し、上記の事柄を意識した投稿をしていただき、しばらく期間をおいて再度講習会を実施させていただきました。
今ではこの焼肉店様はますます繁盛され、FacebookやTwitterで明るく情報発信を続けていらっしゃいます。
●SNSの活用だけでなく「リスク」(炎上、クチコミの返信)についても実践的にアドバイスできます。
●コンサルティングだけでなく社員様向けの講習会講師としてもご用命が多いです。
SNS活用を実践したい飲食店経営者様へ
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ホームページコンサルタント永友事務所では、「利用するSNS(Instagram、Facebook、Twitter、ピンタレスト、Googleマップ等)の選び方」「SNS発信のコツと注意点」「美味しさを表現するスマホ撮影」について飲食店経営者様へのアドバイス実績が豊富です。
お仲間で集まっていただければ、講習会形式でのコンサルティングも可能です。「飲食店のSNS活用、SNS発信について」とご連絡ください。
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他
【公職・登録】
神奈川県商工会連合会登録「エキスパート」
東京都商工会連合会登録「エキスパート」
山梨県商工会連合会登録「エキスパート」
栃木県商工会連合会登録「エキスパート」
(公財)神奈川産業振興センター登録経営アドバイザー
(公財)横浜企業経営支援財団登録横浜ビジネスエキスパート
(公財)千葉市産業振興財団登録専門家
(一社)日本皮革産業連合会企業支援ネットワーク登録Web活用アドバイザー
川崎商工会議所専門相談員
鎌倉商工会議所専門相談員
川崎市中小企業サポートセンター(公益財団法人川崎市産業振興財団)登録専門家
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