増築を繰り返したホームページ

建築・リフォーム業Webコンサルティング

永友事務所のホームページを検索エンジンで見つけてくださった建築・リフォーム業様からホームページコンサルティングのご用命をいただきました。

初めまして。先日電話しました、リフォーム会社です。
ホームページを自分で作っています。素人なので、基本を理解していません。
いろいろなことを伺いたいので、よろしくお願いいたします。

このようなお声がけでした。

川崎市内でお目にかかり、まさに色々とディスカッションさせていただきました。

この建築・リフォーム業様はホームページを自作されていました。
ホームページを自作すること自体は大変素晴らしいことなのですが、いうなれば「その場その場で増築を繰り返した」ようなホームページになっていて、階層構造も非常に複雑になってしまっていました。

とても真面目な社長様です。また、業界内では非常に有名なかたのようで、また建築・リフォーム業界において非常に実績もおありでした。

この建築・リフォーム業様には、大きく以下のような内容をご提案させていただきました。

1、アクセス解析データを基にした、アクセス状況の確認

この建築・リフォーム業様のホームページは、とある情報サイトからのアクセスが多くを占めていました。
このこと自体は悪いことではありませんが、肝心の「検索エンジンからの集客」が弱いことを意味していましたので、SEO(検索エンジン対策)についてしっかりとお話をさせていただきました。

2、施工事例コラムを充実させることについて

建築・リフォーム業様のホームページは、はっきり言えば「施工事例」のページが最重要です。
それまでの、この建築・リフォーム業様のホームページは、経営者様のコラム(考えなどを記した文章)が多くを占めていました。

これは何を意味するか。お客様目線で考えれば、「非常に素晴らしいお考えを持っているけれども、…で、実際の施工事例はどんなかな?」という「これからリフォーム等を考えるお客様の自然な疑問/関心」に応えていないホームページになっていました。

とにかく施工事例ありきということと、SEO(検索エンジン対策)を意識した書きかたについてレクチャーさせていただきました。

3、SNSの活用について

その時点で、この建築・リフォーム業様はSNSをほとんど全くと言っていいほど使っていらっしゃいませんでした。
施主(要するに、リフォームなどを検討する一般人)の多くはSNSを見ている(SNSにも存在する)であろうことをお伝えし、その意義とやり方についてお話をさせていただきました。

4、ペルソナとベネフィットについて

この建築・リフォーム業様のホームページでは、「ペルソナ」(主要顧客像)がはっきりしていませんでした。
日本中にリフォーム工事店様は多い中、この会社様は、具体的にどんなかたに訴求するのか?という点を整理させていただきました。

訴求するのは、その「ペルソナ」(主要顧客像)の「ベネフィット」です。「誰が、どう得をするリフォーム工事店なのか?」ということを議論させていただきました。

5、不安解消コンテンツについて

ホームページは、お客様が最終的に確認する場所です。
最終確認場所であるホームページは、「不安や疑問」を「解消する」ためのメディアです。

この建築・リフォーム業様のホームページでは、潜在顧客が「不安や疑問」を「解消する」ための情報がほとんどありませんでした。
あったのは、極端にいえば経営者様のコラムと、会社概要のページです。

不安と疑問を解消するべきことについて、その内容について経営者様にご提案をさせていただきました。

6、「いざない」について

ホームページ内のスムーズな動線を、永友事務所では「いざない」と言っています。

この建築・リフォーム業様のホームページでは、「いざない」がほとんどなく、アクセス解析でも「訪問あたりのページビュー」が少な目で推移していました。要するに、ホームページ内の任意のページにアクセスしたユーザーが、他のページにはあまり行っていないことを、データも示していました。

特にページ下部での「いざない」について、経営者様にご提案をさせていただきました。

この建築・リフォーム業様は、その後ホームページをリニューアルされ、またSNSも活用を始め、業界内で表彰されるなど益々活躍なさっています。

ホームページコンサルタント永友事務所ご支援のポイント
●制作会社ではない、完全中立の立場からご助言します。制作会社選定や見積比較などサポート可能です。
●多くなってしまったホームページ内容の整理をしたいというご用命が増えています。
●サービス業Web活用では「利用エピソードの描写」が最重要です。その意味とやりかたをご助言します。

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