Webサイト制作会社選定コンペで審査者が見ている点

公的団体様ホームページコンサルティング

とある公的団体様よりご用命をいただき、Webサイト制作会社選定コンペの審査員として参画させていただきました。具体的には、提案依頼書の校正、コンペに同席しての審査、そして成果物(ホームページ)の制作完了確認です。

ホームページコンサルタント永友事務所はWeb制作会社ではなく、中小企業・店舗・起業家様のホームページ改善(Web活用)に特化したコンサルティング専業事務所で、ホームページ制作業務をしない中立的なホームページコンサルティングのパイオニアです。

つまり、提案者(=ホームページ制作会社)さんと業務がバッティングしないので、見積比較や、中立的な選定が行えます。

この公的団体様は、かねてより、とあるホームページのリニューアルをお考えでした。当年度にてリニューアルを行うということは決まっていたので、あとはどの制作会社さんに業務委託して進めるかという状態でした。

公募や事前書類審査等で、この団体様のとあるホームページリニューアルについて、委託先候補として3社が挙がっていました。

私は審査会当日に、団体様が指定した場所(プレゼン会場)に赴きました。
だいたい、時間としては1社につきプレゼン時間は40~50分(質疑応答含む)程度です。まずは候補者のほうから、提案内容と見積について説明を受けます。その後、私含む審査員が質問をし、答えていただくという流れです。

このとき私は、規定の評価項目(リニューアル趣旨(課題)を理解しているか/提案内容は妥当か/見積額は妥当か/運営体制は妥当か、など)を評価しながらも、以下のようなポイントを特に見るようにしています。

リニューアル趣旨(課題)を理解し、それに対して的確な提案をしているか

上記の評価項目と重複しますが、意外にも、リニューアルの目的をあまり踏まえない提案をしてくる会社さんもいます。また、その解釈がズレている会社さんもいます。
ここのところは、話をきちんと聞いて理解できるかというとても大きなポイントですので、私は非常に重視して聞くようにしています。
また、この「リニューアル趣旨、目的」を考えたときに、委託者(=団体様)が提示した与件を変更したほうが良いという場合もあったりします。そのことについてしっかりと触れている(適切な提案をしている)提案者は、とても評価が高いと思います。

スケジュールは無理がないか

制作会社さんは、Webサイト制作を受注したくてコンペに参加しているわけです。だからなのか、やや無理がある工程を示す制作会社さんもいます。

コンペ時に示すスケジュールは「契約事項」ではないので、コンペ時に無理なスケジュールで提案し、実際に契約して制作を進める段階で「スタッフの工面が難しく遅れています」というような制作会社さんもいます。ですのでコンペ時にスケジュール感をしっかりと確認するのはとても大切なことです。

きちんとしているか

漠然とした書きかたになりますが、例えば挨拶もろくにせずプレゼンを始める会社さんや、平気で時間をオーバーする会社さん、見積書が添付されていない(忘れてきました、みたいな)会社さんも、います。そうすると、いかに提案内容が素晴らしくても、私個人的には評価をかなり下げています。

一事が万事という言葉があります。これは的を射た言葉だと私は思っています。それなりに大きな金額の制作業務なわけですから、きちんとしてもらわないと困ります。

中立な立場のホームページ制作コンペ・選定委員をお探しの団体、企業様は、ぜひお声をかけていただければと思っています。

ホームページコンサルタント永友事務所ご支援のポイント
●制作会社ではなく完全に中立な立場でのコンサルタントとして自治体様等にご用命いただいています。
●制作側の論理(言い分)と発注者側の論理(言い分)を橋渡しできると思います。
●対面方式のみならず通信(メール)での選定、評価も可能です。

ホームページ制作業者選定コンペ同席・評価・審査でお困りの自治体、団体、企業様へ

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