イタリア料理店のホームページコンサルティングにお邪魔をさせていただきました。12月のことでした。
このイタリア料理店様では、シェフの奥様が「ホームページビルダー」を使ってホームページを自作なさっていました。
ホームページでは、一通りの内容を書いたつもりです。ここから実際の「集客(来店促進)」につなげていくには、どうしたらよいでしょうか?
というご相談でした。非常にもっともなご質問です。
このイタリア料理店様は当時、Webツールの中では「ホームページ」のみ利用をされていました。もちろん「店名」で検索するとすぐに表示をされますが、逆に言えば店名を知っている人以外にはリーチ出来ないことを薄々感じていらっしゃるご様子でした。
このイタリア料理店様には大きく3つのご提案をさせていただきました。これは「ネットを活用した販路拡大」というセミナーやコンサルティングでよくお話しする「ホームページ/ブログ/SNSの使い分け」の説明が軸になっています。
- 「●●市 イタリア料理」など、店名を知らずに検索する人に向けてブログを活用し検索エンジン対策とする。同時に、食べログなどの口コミ系サイトの無料店舗会員登録をして情報発信を図る
- Facebookやツイッター等のSNSを使って認知拡大を図る(潜在顧客にアプローチする)
- 自作したホームページでは、固定的に求められる情報をしっかり書く
ここで最後の「固定的な情報」とは、
- 住所、電話番号、定休日、駐車場の有無等の「決まった情報」
- 料理教室など、しっかりと(まとまった)発信をする必要がある情報
- 採用情報(求人案内)
- BtoB向け(ソースや食材を卸すなど)の情報
- 催事出店等のスケジュール
などのことを言います。
飲食店はSNSの活用が最重要ですが、では「ホームページ(狭義の「Webサイト」)が要らない」かと言えばそうではありません。上記のような「固定的な情報」をしっかりと書いておくことが大事で、また、これら「固定的な情報」はSNSやブログ等、情報が表面上どんどん流れて行ってしまう媒体での掲載は、どちらかと言えば不向きともいえるでしょう。
Webツールの適性を考え、「選択」をして使うことが合理的かつ効果的なネット活用につながると思います。
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