とある街の帽子企画製造販売会社様からご用命をいただき、「ホームページリニューアルに伴うコンサルティング」を提供させていただきました。
お問い合わせは、以下のようなものでした。
弊社、●●県にて▲▲や×××の販売をしている会社です。
数年前に▲▲のホームページを作成したところ全国からお問い合わせをいただけるようになりました。
今後もっと問い合わせ、売り上げを伸ばしていきたいと考えてホームページのリニューアルを検討しています。
ホームページはJIMDOで作成してますので、それ関係で検索していたところ御事務所にたどり着いた次第です。
なので、リニューアルに向けて1ヶ月間のコンサルタントを検討しているのですが、具体的にはどういったことを教えていただけるのでしょうか?
あと、担当は私■■■なのですがコンサルタントの依頼も初めてですし、ホームページなどの解析や分析などにもあまり詳しくありません。
費用なども含めて、色々と教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。
(※守秘義務があるため主旨を損ねない範囲で文章を一部改変しています)
このように、ホームページリニューアルを考えているがどのような方向性と取捨選択、方法でリニューアルを進めていくのか自社内では判断が難しいという経営者様に、永友事務所のホームページコンサルティングをご用命いただくことが非常に多いです。
コンサルティングというもの自体を初めてご検討というときに、永友事務所にお声がけをいただくということを本当に嬉しく、光栄に感じます。
この帽子企画製造販売会社様には、以下のようなポイントをご助言サポートさせていただきました。
帽子企画製造販売会社様のSNS活用
この帽子企画製造販売会社様は、コンサルティングご依頼の時点でSNSについてはほとんど未着手の状態でした。
永友事務所のポリシーとして「施策の無理強いはしない」というものがあります。例えばSNSについて嫌悪感や、どうしても行いたくないという理由があれば、それを強いることはありません。
この帽子企画製造販売会社様にはSNS活用の意義と、どのSNSが相応しいかをご提案させていただきました。経営者様はSNS、特にInstagramとTwitterについて関心をお持ちになり、それを進めていくことにしました。
この帽子企画製造販売会社様は「非常にニッチだが、特定のユーザーは強くその商品を求めている」という商品があります。同時に、あまりにもそれがニッチであるがゆえに、多くの消費者(法人個人問わず)はその素晴らしさに気づいていないという側面もありました。
それゆえ、「SEO(検索エンジン対策)を強化」するとともに「SNS活用でニーズを喚起していく」という、両構えでの施策が有効と思われました。
とある製造業様のSNS投稿をご覧いただきながら、製造業様のSNS活用についてご提案をさせていただきました。するとこの帽子企画製造販売会社様から、
(自社製品については)あまり多くの人は興味を持たないかもと思うと筆(SNS投稿)が進まなかったりしていましたが、一般の人が興味を持たないような細かいことでも▲▲▲を求めている人が興味を持つ内容の投稿を心掛けたいと思います。
(※守秘義務があるため主旨を損ねない範囲で文章を一部改変しています)
というコメントをいただきました。
つまりこの帽子企画製造販売会社様は、「自社商品に関心を持つユーザーは多くないので、そもそもSNSやWebで周知していくことに意味があるのか懐疑的」というお考えでした。このように考える経営者様は少なくありません。
しかしここがポイントです。「自社商品に関心を持つユーザー」のようなお客様を多くするために、まさに「自社商品に関心を持つユーザー」にのみ響く投稿(情報発信)をするのが非常に重要です。いっけん逆説的に見えますが、「わかる人が見ればわかる」という投稿こそ、それに近い関心を持っていた潜在顧客に響く投稿になるのです。
もちろん、この情報発信(投稿)では「一般のかた(素人、未経験者、など)にもわかりやすい書きかた(お客様目線の書きかた)」がありますので、このことも同時に助言サポートをさせていただきました。
帽子企画製造販売会社様の「お客様目線の情報発信」
帽子企画製造販売会社様に限らず、「お客様が理解しやすいようなカタチの文章、内容、表現にする」ということが肝心です。情報発信だけならすぐにどんな会社でもできますが、それが「伝わるか」「伝わっているか」という観点で考える企業様は多くありません。
お客様に伝わるお客様目線の情報発信の基本のひとつは「事例を挙げる」ということです。永友事務所のホームページでも繰り返しお伝えしていますが、「事例」「利用エピソード」こそ、お客様に伝わりやすくなる工夫の代表例です。
特に製造業様は、製品を紹介するときに「型番」「スペック」などで分類し掲載することがあります。それ自体はやむを得ないことですが、そのままだと伝わりにくいのです。
そこで「具体的には、このような製作事例がありますと」と”事例”を示すことで、ぐっと分かりやすい表現に改善されていきます。
この「事例」「利用エピソード」にも書きかたにコツがあります。このことをじっくりとアドバイスさせていただきました。
帽子企画製造販売会社様のSEO(検索エンジン対策)
この帽子企画製造販売会社様は既に「SEO」という言葉をご存知で、検索エンジン対策(検索でのアクセスアップ)について関心をお持ちでした。
JimdoのSEO(検索エンジン対策)についてよくある誤解というポイントを鑑み、この帽子企画製造販売会社様のホームページをSEO観点で見直していくことにしました。
JimdoのSEO的な設定でもっとも基本的なものは「タイトルを適切にする(変更する)」というものがあります。
Jimdoの「パフォーマンス」>「SEO」>「ホームページ」のところですが、初期設定のままですと「●●● ページ!」のようになっていると思います。
これはあくまで初期設定であり、SEOを考慮すると変更したほうがよいです。この箇所は、全ページのタイトル後半部分に入る言葉ですので、SEOを意識したキーワードを入れたほうがよいでしょう。
最終的に、この帽子企画製造販売会社様はご自身でホームページをリニューアルされ、ブログやInstagram、Googleビジネスプロフィールなども使って積極的に情報発信をしていらっしゃいます。新聞などメディアにも登場している帽子メーカー様です。
●SNS・Webツールのうまい使いかただけでなく「お客様目線の内容、表現」に踏み込んでご提案できます。
●「お客様目線」の表現術はWeb・SNSだけでなくチラシやDM、接客トークなどにも使えると好評です。
HPリニューアルをしたい。でも準備をどうすればいいのかわからない経営者様へ
ホームページリニューアルをすることは決めているが、自作か外注かも含めて「どのような方向性や方法で」リニューアルをするのかまず検討したい企業様からのお問い合わせを多くいただいています。
初期の段階で中立第三者のコンサルタントが入ることで、トータルコストを抑えながら効果的なWeb運営を進めていけます。
ホームページコンサルタント永友事務所では、「ホームページ制作会社選定のコツ」「見積比較」「Web活用の全体の最適化」「検索エンジン対策」等について製造業経営者様へのアドバイス実績が豊富です。
社員様を交えての講習会形式でのコンサルティングも可能です。「ホームページリニューアルについて」とご連絡ください。
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ホームページコンサルタント永友事務所代表(→永友一朗プロフィール)
【書籍】
・Web集客の超基本 あなたに最適なツールで、効率よく売上アップを叶える常識64(技術評論社)
・Googleビジネスプロフィール 集客の王道~Googleマップから「来店」を生み出す最強ツール(技術評論社)
他
【公職・登録】
神奈川県商工会連合会登録「エキスパート」
東京都商工会連合会登録「エキスパート」
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栃木県商工会連合会登録「エキスパート」
(公財)神奈川産業振興センター登録経営アドバイザー
(公財)横浜企業経営支援財団登録横浜ビジネスエキスパート
(公財)千葉市産業振興財団登録専門家
(一社)日本皮革産業連合会企業支援ネットワーク登録Web活用アドバイザー
川崎商工会議所専門相談員
鎌倉商工会議所専門相談員
川崎市中小企業サポートセンター(公益財団法人川崎市産業振興財団)登録専門家
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