とある街のペンション様へホームページコンサルティングを実施させていただきました。
このペンション様がある街は、当然ながら「観光地」であり、ペンションの激戦区です。
ホームページやブログ、SNSなどを駆使して実際にお客様が増えているそうでしたが、まだまだ顧客増の余地が大きいということで、「さらに良いホームページにするには」という点について非常に熱心に勉強なさっていました。このペンション様は大きく3つの特徴があり、それぞれ人気となっています。
今回のご支援では、2回に分けて以下事項を協議、ご助言させていただきました。
ホームページで、対象者をもっと細分化して訴求する
マーケティングの鉄則は「誰に、何を」だと思います。このペンション様は、当然ながら「その街に観光に来るなら当ペンションにお泊りください」という趣旨のPRをなさっていました。つまり「この街への観光客様」に対して、自店の利用を促しています。
それはもっともですが、この街のペンション様はほとんど「この街への観光客様」に対して自店の利用を促していますので、差別化になりません。お客様も選びようがない状態で、困ってしまうものと思います。
そこで思い切って、「とあるお客様層」に対しての訴求を強めました。つまり「この街の観光客の皆さん」ではなく、別の着眼点で「誰に対するペンションか」をPRしていったわけです。
その結果、その「とあるお客様層」と、それに類似するお客様の利用が増えたとのことでした。
ブログの改善、特に検索エンジン対策(SEO)の強化
このペンション様が素晴らしいことのひとつは、ブログをほとんど毎日更新なさっていることでした。「毎日」という更新頻度が素晴らしいということではなく、「コツコツと続けてきた」ことに意義があります。
しかしながらこのペンション様のブログは「昨日や当日の出来事を、徒然に書いている」状態でした。もちろん出来事を書くこと自体が「エピソードの描写」になり、またお店様の備忘録にもなりますので良いことだと思います。
同時に考えていただきたかったのは検索エンジン対策(SEO)です。お客様の目線にたち、読者(ターゲットユーザー)が読んだ時に「不安や疑問の解決」につながるか。という着眼点を加味していただくことをご提案しました。
Facebookページの情報公開範囲が「カスタム」になっていて検索エンジンでヒットしていなかったので、「一般公開」に変更
真面目な経営者様ほど、Facebookページの「情報公開範囲」を「設定」してしまいます。すなわち「国別制限」「年齢制限」を「設定」してしまうと、情報公開範囲が「カスタム」になり検索エンジンでヒットしません。
Facebookページは検索エンジンでヒットすることもメリットのひとつですので、ここを「一般公開」に変更していただきました。
画像加工の方法
スマホアプリを使って画像加工をすることをレクチャーさせていただきました。特にペンション様の料理などについて、より美味しそうに見せるような加工をご提案しました。
このペンション様は意中のキーワードで上位表示を達成しただけでなく、様々な趣向を凝らした取り組みがお客様に評価され、ますます繁盛なさっているようです。
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