「ホームページ改善」という主訴の本質

神奈川県内の、とある街の洋菓子店様からのご用命で、ホームページコンサルティングを実施させていただきました。

とある観光地の駅から徒歩7分。住宅街にあるお店は、地域のお客様に愛された名店です。

ただし、建物の構造上、道路から見えない場所にある店舗で、慢性的に「PR」について頭を悩ませていたそうです。
Web媒体としては「ホームページ」をお持ちで更新もされていましたが、逆に言えば「ホームページだけ」であり、SNSは活用なさっていませんでした。

主訴としては、当然ながら「ホームページをなんとかしたい」というご相談でした。ホームページのみ運営をしているわけですから、ホームページをなんとかしたいというのは当然なお考えです。

私は「Web集客の2つの方法」(検索対応、SNSでの周知)についてゆっくりとご説明したあと、このように切り出しました。

「ホームページ」は、検索されたときに見られるメディアで、いわば検索対応のためのツールです。
先程ご案内のように、SNSという場で情報を探すかたも増えているので、SNSに取り組むのはいかがでしょうか。

経営者様は「ホームページ」のことをイメージなさっていたので、SNSを導入することについてやや驚いていたようですが、「そういえばアルバイトスタッフが、よくInstagramを見せてくれるな…」と仰り、Instagramを取り組むことに賛同してくださいました。

細かいことですが、ここで大事なのは「ホームページ」の話もしっかりすることです。これまでホームページを大切に育んできたわけですから、それを否定するのではなく、あくまでホームページを「さらに活かす」ためのSNS活用であることを伝えるのが肝要です。

このケースのように、「ホームページを改善したい」「ホームページをなんとかしたい」というときは、単品で狭義の「ホームページ」をどうにかしたいという意味ではなく、「ネットを使ってより集客したい」という意味であることに注意しなくてはなりません。

対面コンサルティングでしたので、

  • Instagramアプリのインストール
  • Instagramの初期設定
  • Instagramでのプロフィール記述
  • Instagramの投稿練習
  • ハッシュタグの意味と付けかた
  • フォローやいいねなどの意味と操作

などをじっくりとレクチャーさせていただきました。

この洋菓子店様は、とあるサービスが非常に人気です。このサービスは俗にいう「インスタ映え」するものですので、これからもじっくりとInstagramに取り組んでいただきたいと願っています。

「ホームページ改善」をコンサルティングする際に永友が考えていること

ホームページコンサルタントという”肩書”にしていますので、「ホームページを改善したい」というご相談が多く寄せられます。まず注意したいのは、上記のように「ホームページという単品ツールにフォーカスしない」ということです。

「ホームページを改善したい」というとき、その奥には「ネットを活用して、経営(集客や求人)を何とかしたい」というご要望が必ず隠れています。ですので狭義に「ホームページ」のことだけをディスカッションするのは早計なのです。

ホームページ以外のツールも検討、提案する

本件のように、ホームページよりもその事業所にとって適したWeb媒体があるものです。それはInstagramだったり、Googleビジネスプロフィールだったりします。
経営者様がそのツールの有用性をご存知無さそうであれば、コンサルティングの貴重な時間を割いてまでも、その「ホームページ以外の、むしろ”やったほうがよい”ツール」についてご提案するのはコンサルタントの責任であると思います。

ホームページなどWebの運営管理は誰がするのかを確認する

例えば、洋菓子店様にInstagramが適しているとしても、それを「店内の、どのスタッフもそれを触れない」場合は、絵に描いた餅になってしまいます。

「誰がそれを運用するのか」ということを確認しながら、可能であればそのかたを交えてレクチャーさせていただきます。その際、仮に複数のスタッフ様が参加するミーティングの場合は、その中の中心的人物を探してその方を中心にディスカッションしていきます。私が離れたあとも、そのスタッフ様がリーダーシップを発揮していただくためです。

特に商工団体様経由の相談案件では、コンサルティング時間が限られることもあります。「ホームページの相談だからホームページのことだけ」ということではなく、色々な背景を踏まえて多面的なご提案をするように心がけています。

ホームページコンサルタント永友事務所ご支援のポイント
●実際に成果(売上)をあげたInstagram活用テクニックを具体的にご紹介できます。
●ツールの使い方のみならず「お客様目線の投稿文章の書きかた(SNSライティング)」もご提案できます。
●スマホやアプリ等の操作レクチャーも可能です。Web運営効率化の時短テクニックもご紹介しています。

SNS活用を実践したい菓子店経営者様へ

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